犬や猫の寿命は人間よりも短く、必ず別れが訪れてしまいます。ペットが安らかに天国へと旅立てるように、ペット葬儀・ペット火葬を行う方が多くなっています。ペット葬儀・ペット火葬は歴史が浅く、厳格なしきたりなどはありません。こちらでは葬儀の服装や火葬後のお骨の扱いなど、ペット葬儀の豆知識をご紹介します。
服装喪服やスーツを着る必要はございません。派手な衣装等でなければ、いつもペットちゃんと接してた普段着のままでもよろしいかと思います。また、動物の毛皮を用いた服装も控えましょう。決まりがないといっても、殺生を連想させる服装は好ましくありません。友人のペット火葬に立ち会う際も、飼い主様のことを考えて喪に服す気持ちが大切です。
花火葬の際にはペットが好きだったものや、花も一緒に火葬することで天国に旅立つ時も寂しくないようにすることができます。どんな花を選べば良いのか分からない時は、お花屋さんで相談してみて下さい。ペット葬儀であることを伝えると、適した花を見繕ってくれます。
お花を添えてあげるというお気持ちが大切なので、特に花の種類や色など拘る必要もございません。お庭に咲いてるお花を添えてあげても構いません。また、ペット葬儀に参加する際にも、香典を持参するよりも花を贈ることが多いです。
お骨の保管火葬した後のお骨をどうするかは飼い主様の自由です。合同供養塔に埋葬するだけでなく、自宅保管や自宅の庭や植木に散骨するという方法もあります。
当社では、オプションでお骨をパウダー状に加工させて頂く粉骨も行っております。粉骨だとお骨のまま散骨されるよりも早く土に帰って、草木の栄養となってご供養できますのでおすすめです。ペットちゃんの思い出として、散骨場所に植物の種を植えるのもいいかと思います。お骨の保管期間も自由ですが、四十九日を区切りに納骨・埋葬する方が多いです。
最近では人間のお墓と一緒に納骨する方もいらっしゃいます。いつまでも大切なペットと一緒に眠りたいという方におすすめです。しかし家族ときちんと話し合って納骨しなければ、後にトラブルへと発展する可能性もありますので注意が必要です。